●石の下にひそむ珍虫(ちんちゅう:めずらしい虫)
ガロアムシは温度の低い、しめったところにすんでいる虫です。日本では、1915 年頃、フランス人のガロアさんがはじめて発見したので、ガロアムシとよばれています。一生を地中ですごすため、あまり見かけることがなく、まだまだなぞの多いめずらしい虫です。佐用町昆虫館のまわりでは、石をひっくりかえすと見つかることがあります。
●長い一生
ガロアムシは卵(たまご)から成虫(せいちゅう)になるまでに3年から5年もかかるといわれています。幼虫(ようちゅう)も成虫も小さな虫などを食べ、成虫になってからも1年くらい生きるようです。昆虫の中ではとても長生きですね。
●生きた化石?
ガロアムシは、ゴキブリやコオロギの祖そ せん先に近い、『生きた化石』だと言われています。ガロアムシには翅はねがなく、とぶことはできません。しかし、化石で見つかったガロアムシのなかまと思われる虫には、翅がありました。大昔のガロアムシは、空を飛んでいたのかもしれませんね。
(安岡拓郎)
体長2cmくらい(写真:八木剛) |