展示の内容

ちょうちょハウス(エイコー科学)


会場に入ると、正面に大きなネットが張ってあります。これはちょうちょハウス。中には、沖縄にいるマダラチョウの仲間などがふわふわと飛んでいます。さわって遊んじゃおう。水槽の中には、ヘラクレスオオカブトムシなど、世界のカブトムシ、クワガタムシがいます。
(会期終了後、チョウは伊丹市昆虫館に、カブトムシ・クワガタムシは佐用町昆虫館に引き取られます)


たいけんコーナー:さわってみよう(佐用町昆虫館)

ちょうちょハウスのすぐ右手には楽しい「たいけんコーナー」。8月9日の大雨の影響で休館となった佐用町昆虫館から、ゲンゴロウ、ナナフシ、イモリなどの生き物がやってきました。兵庫県にもいる身近な虫たちにふれてみましょう。

たいけんコーナーに登場する昆虫・生きものたち
オオヒョウタンゴミムシ、オオセンチコガネ、ゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウ、カブトムシ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、ネブトクワガタ、ナガサキアゲハ(幼虫・さなぎ)、ナミアゲハ(幼虫)、アオスジアゲハ(幼虫・さなぎ)、アリジゴク、キマワリ、カナブン、アオカナブン、シラホシハナムグリ、キベリハムシ、ヤマトタマムシ、シロスジカミキリ、ミヤマカミキリ、ゴマダラカミキリ、キボシカミキリ、クワカミキリ、ナガゴマフカミキリ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、ヒロバネヒナバッタ、イボバッタ、ツマグロイナゴ、イナゴモドキ、ハネナガフキバッタ、フキバッタの一種、キリギリス、クマゼミ、アブラゼミ、ナナフシモドキ、エダナナフシ、トゲナナフシ、タガメ、ミズカマキリ、オニヤンマ、オオルリボシヤンマ、ギンヤンマ(ヤゴ・成虫)、シオカラトンボ(ヤゴ)、クチベニマイマイ、オオケマイマイ、イモリ
(その日によって見られる虫は異なります)。


これはキベリハムシ。さわれる虫がたくさんいます。クワガタムシにはさまれないよう、気をつけてね。

お絵かきコーナーでは、実物の標本を見ながら昆虫のお絵描きができます。資生堂の「インフィニットカラー」を使って、キラキラ輝くお絵かきやぬり絵も。ほかではできないよー。


みんなの作品がいっぱい。作品は展示してもいいし、持ち帰ってもOK。黒い紙は「インフィニットカラー」を使ったものです。


顕微鏡観察コーナー。チョウやトンボ、タマムシの翅(はね)(×20倍)、モルフォチョウの鱗粉(りんぷん)(×100倍)、カの翅(×100倍)が見られます。


兵庫の昆虫ベスト10!

兵庫県で見られるいろんな昆虫の実物標本を、赤、黄、緑・・・と、色分けして紹介しています。
兵庫県にはどんな昆虫がいるのかな?
昆虫っていろんな色がありますね。見てるだけで楽しいですよ。


 こんな感じです。虫めがねでじっくり観察ください。



この虫知っとお? 半分以上知ってたら、中級者です。虫の名前は、当日の展示でたしかめてね。

※ ここで展示する多くの昆虫は、KON-PASSノートの「昆虫パラダイス」に登場する種です。ただし、パラダイスに出てくる虫のすべてではありません。KON-PASSノートでチェックしてみよう!


会場では、展示している昆虫の人気投票をしています。みなさん、投票してね!!
結果は、毎日、会場で掲示しています。
思いのほか、票が割れています。じっくり見てくれてるんですね。

キベリハムシの拡大模型(兵庫県立人と自然の博物館)

中に入って遊べます。小さい子は、ちょっと怖いかな
本物のキベリハムシは、たいけんコーナーにいます。とってもかわいいです。


いなくなるかもしれない兵庫の昆虫

兵庫県版レッドデータブック(絶滅の恐れのある野生生物のリスト)では、253種の昆虫が、このままではいなくなってしまうかもしれない、または、要注意としてリストアップされています。ここでは、その中の12種の昆虫を、実物標本で紹介します。これらの昆虫が、いつまでも見られるように、私たちも努力したいですね。

(左)ミヤマアカネ:Cランク (中)オオヒョウタンゴミムシ:Aランク (右)ウスイロヒョウモンモドキ:Aランク


標本は、額縁に鎮座しています。美術館風。
自由研究用に写真を撮ったり、メモをしている人もいますよ。


世界でいちばん美しい蝶 モルフォチョウ(兵庫県立人と自然の博物館)



モルフォチョウは、中南米だけにすんでいる、青く光り輝く美しい蝶です。約300個体のモルフォチョウを壁いっぱいに展示します。

!! モルフォチョウの正しい鑑賞のしかた
(1)遠くからながめます。きれいだなあ。 (2)近づいてみます。輝いてるよ! (3)横に移動して角度を変えて、ながめます。見る角度によって色が変わるよ!
モルフォチョウの青色は「構造色」といって、シャボン玉のような原理(光の干渉)で、色が見えています。


こんちゅうズームイン:電子顕微鏡写真(神戸大学農学部昆虫科学研究室)

昆虫のミクロのかたちを電子顕微鏡写真で紹介します。ちょっと怖いもの見たさも。


(左)モノサシトンボの頭部  (右)ハエの口器の先端


昆虫凧(たこ)のいろいろ(赤松の郷 昆虫文化館)
 日本の蝉凧が玄関でお出迎え



何の凧(たこ)か、わかるかな?
日本の凧、中国の凧、いろんな凧がぶらさがっていますよ!


昆虫?アート

不思議な作品が会場に4点あります。ぜひ、びっくりしてください。

水垣 尚 題「ヨワムシ イモムシ ゾウムシ」     池田 慎 題「虫とり網」

岡本和喜 題「カマキリ」              河野あや子 題「虫」(羽化したて)








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