梅雨になり、今日の昆虫館の天気は雨上がりですがすっきりしない曇り空です。今日は朝早くからスタッフの齋藤さんが自宅で飼育中のスズムシが孵化したので、皆さんに成長の様子を見てもらえるよう、展示用水槽に引っ越し＆セッティングをしました。
まだ２ｍｍ程度の幼虫です。目を凝らさないと見つけることが出来ない状態です。
今後、少しずつ成長して、晩夏には美しい音色が聞こえてくるでしょう！
昆虫館の周りには、モリアオガエルの卵塊がさらに増えていました。
やっぱり壁では目立ちます。エノキで休憩中の♀も確認。午後もずっと鳴き声が聞こえました。
天気はずっと回復せず、一日中曇りで時折小雨も降りました。こんな時は、みんなイモリ探しに熱中しています。
スタッフの野村さんがウナギとスッポンを持ってきてくれました。生きたウナギを触るチャンスはなかなかありません。楽しんでくれたかな？
お客さんが「この虫は何？」と持ち込んでくれた５ｍｍ程度の甲虫をマイクロスコープで観察しながら図鑑で検索すると、どうやら「トサカシバンムシ」のようです。（間違っていたら訂正します）
曇りの日はお絵かきコーナーが大人気でした。
今日もヘラクレスやマダガスカルオオゴキブリは人気がありました。
午後のお客さんとスタッフ高橋さんが、カブ・クワの重さ比べをしました。
ニジイロクワガタは意外と軽く４ｇ程度でした。
天気が曇りだったので、チョウやトンボはあまり確認できませんでした。
館内にキイロスズメバチ（女王蜂）が入ってきました。
来週はいい天気になりそうです。これから先、ミドリシジミの仲間、ヒメボタルが発生する季節です。
スタッフも楽しみにしています。
６月１１日（日） 天気：曇り
一日館長：末宗安之 スタッフ：岡田浩資 応援：齋藤泰彦、高橋弘樹、野村智範
来館者：５６名
（報告：末宗安之）
