天気はくもりですが虫捕りを楽しめました!10月12日(日)の昆虫館

最初に南方系のトンボ、ベニトンボの続報です。

昆虫館周辺ではまだ見つかっていませんが、佐用町内の2つの池でベニトンボを確認しました。オスのしっぽの色は「赤」ではなく、「あかむらさき」に見えます。

また、下の翅には茶色の模様がついているので、ぜひ皆さんも家の周りの池にいないか、探してみて下さい。

アサギマダラも昆虫館の庭にやってきます。すでにオスよりもメスをよく見かけるので、キジョランに産卵のために寄っているようです。

1匹捕まえて、お母さんにマーキングをしてもらいました。

ぜひ、元気に南の島まで長旅を頑張ってください!

今日も昆虫館の近くのニワウルシにシンジュキノカワガ幼虫が見つかりました。

幹に繭がたくさんあるのでさわってみると、抜け殻ばかりなので、これから次の世代が増えそうです。

今日も開館と共にたくさんの来館者が来てくれました。

いつも通り、カブクワコーナーから。

にじいろガイダ(ニシキキンカメムシ)は生クルミが好きなので、時々お食事中です。

臭くないか、しっかりにおってもらいました。

この子たちは真っ白なイモムシ(アゲハモドキの幼虫)に興味津々でした。

本日のお絵かきコーナー、最高傑作!

なんと動いているゲンゴロウを目で追いながら描いてくれました。観察力、すごすぎですね!

人なれしすぎてエサばかり期待するイシガメ君に今日もエサをあげてもらいました。

今日もイモリを乗せてタッチプールを巡回します。

昆虫バッジ、好きなムシが出てきたかな!?

彼はハラビロカマキリが怖かったようですが、勇気を出して手に乗せることが出来ました!

昼前から曇りがちですが晴れ間もあり、はっぴーがーでんで昆虫採集をする人がたくさん来てくれました。

多いのはツマグロヒョウモンですが、夏眠明けのミドリヒョウモンやウラギンヒョウモンもやってきます。今日はキタテハやアカタテハも良く目撃できました。

オオセイボウは少なくなってきました。

赤トンボはマユタテアカネ、ナツアカネ、ヒメアカネ、アキアカネ、ミヤマアカネが確認できました。残念ながらルリボシヤンマは未確認です・・・。

佐用町昆虫館は、今シーズン、10月26日(日)が最後の開館日です。

11月から3月まで「冬眠」になりますので、ぜひ10月26日は「むしむしハロウィン」なのでむしむしファッションでお越し下さい。

ささやかなお菓子のプレゼントやニホンミツバチの巣蜜を食べられるコーナーも予定しております。楽しみにして下さいね。

2025年10月12日(日) 天気:曇り時々晴れ

一日館長:末宗安之 スタッフ:齋藤泰彦 応援:高橋弘樹

来館者:70名

(報告:末宗安之)