昆虫学園中等部2025-第2回 梅雨は去り快適な一夜に

いやはや、暑いですわ。6月に梅雨明けって、どないやねん。と思いますね。

しかし、あたかもそんな気候を予測していたかのごとく、昆虫学園は夕方16時から朝10時までのプログラムなのでした!

もっとも今回の設定は梅雨の最盛期。ヤマビルがうようよ出てきてジメジメと不快な一夜をすごす想定をしていました。ひどい目に遭わせて生きる力を鍛えようという目論見でしたが、きれいな星空のもと、夜は涼しく快適な一夜となってしまいました・・・

活動のようす

早く来た生徒たちは、来館者のじゃまにならないよう、昆虫館の軒下に荷物を置いてね。

昆虫館は16時閉館。来館者と入れ替わりに生徒たちは館内へ。

2ヶ月ぶりだし、前回欠席の生徒、新スタッフもいるので、簡単にメンバー紹介をし、作戦会議。

今回は日が長いので、奥の院登山隊を編成します。***とか***とか、下にはいない虫もいますよ。行く人〜〜?

がんばる生徒5名、がんばるスタッフ3名が、瑠璃寺奥の院へGO!

他の生徒とスタッフは、昆虫館周辺で、思い思いに虫さがし。トラップをかけたり。夜に備えて体力温存も。

さて、日が暮れました。これからが本番です。

ナイター点灯直後、川の虫が大量に飛んで来ました。

夜がふけるとだんだん蛾が増えてきて、夜明けにはこんな感じに。

その間のようすです。

ビミョウに電池切れの人もいますが、みんな元気に朝を迎えることができました。

笑顔で解散です。

自由を謳歌しました〜という人たちです

昆虫館開館期のオールナイトプログラムは初めてでしたが、無事に10時の開館を迎えることができました。

お片付けも、まあまあ、ちゃんとできました。次回も、がんばってくださいね。

見られた虫たち

月齢はよく、ほぼ無風でしたが、晴れていて星がきれいでした。蛾はそこそこ来ましたが、期待していた甲虫類が少なかったですね。ナイターというのは当てモンのような採集なので、再現性なし。やってみないとわからないです。だから楽しいのかもしれませんが。

似たものシリーズ

次回第3回は8月23-24日です。
夏の終わり。どんな虫が出てくるのかな。楽しみやね。


佐用町昆虫館昆虫学園中等部2025 第2回

日時:2025年6月28日(土)16:00ー29日(日)10:00
会場:佐用町昆虫館とその周辺
お天気:晴れ

出席者:小林、佐竹、佐藤、島岡、強矢、谷口、仲山、西久保、林、堀、三村、村山、幸長、横井、吉村

スタッフ:八田康弘、末宗安之、坂本貴海、八木剛、安岡拓郎、吉水敏城、石塚晃紀

応援:齋藤泰彦、高橋弘樹