派手な柄の外来種、シタベニハゴロモを探そう

初めまして。兵庫県赤穂市に住んでおります 菅藤 康平です。
本日は、少し、皆さんにお願いがあって、こちらのブログに書かせていただきました。

私は、現在、 兵庫県にどんなカメムシがいるのかについて調査をしています。

その調査の中で、「シタベニハゴロモ」というカメムシのなかまを去年調査をしました。

その調査の詳細は、こちらに書いております(↓)

菅藤康平 兵庫県立大学附属高等学校付近で確認されたシタベニハゴロモの記録と行動観察 当地での観察から得られた生態に関する知見  きべりはむし, 47 (2): 57-59

シタベニハゴロモというのは、以下の写真のような派手な柄の翅をもつ、ビワハゴロモ科という分類のカメムシです。

こちらの記事もごらんください。

本来は、東南アジアの虫ですが、日本国内でも、分布が少し拡がりつつあります。

この虫の日本国内の分布状況を詳しく調べるには、私1人だとどうしても調査をするのが大変です。

そこで今回、このブログを読んでくださっている皆さんに協力をお願いしたいと考え書かせていただいております。

目的は、シタベニハゴロモの分布状況の把握と、生態を詳しく調べることです。

シタベニハゴロモは、餌の植物が極めて多いことや、分布が現在のところ、局所的なところも見られ、まだまだ調査のしがいがある昆虫です。いつ・どこでどんな状況だったかなどを詳しく情報提供フォームに報告いただけると幸いです。

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そして、皆さんから寄せられた情報は、兵庫県の昆虫雑誌「きべりはむし」に報文という形で、報告をさせていただきます。

ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

(文・写真:菅藤康平)