今日は昆虫館前で時々ニホンザルの鳴き声が聞こえ、裏山のカエデも少し色づき始めていました。10月24日(土)昆虫館

秋晴れのいい天気でしたが、気温が上がらず、スタッフの野村先生が灯油を買ってこられたのでストーブをつけました。そのため午前中はほとんど虫が動かず、期待していたアサギマダラも飛びませんでした。午後になってやっと、アカタテハ、ウラギンシジミ、キタキチョウが飛んできました。サネカズラにはアカスジキンカメムシの幼虫が見られました。

色づき始めたカエデ
卵を産みに来たアカタテハ
ウラギンシジミ
アカスジキンカメムシの幼虫

水生昆虫の水槽が濁っていたのでスタッフの安岡さんが水を入れ替えてくださいました。

子供さんだけでなくお父さんも熱心に観察、展示虫たちをカメラに納めておられました。

昆虫館に来て、なぜか熱心に爬虫類と触れ合う子供達、ニホントカゲも皆さんに可愛がられるので人馴れし、よくなついています。

今日も小さな子供たちはムシ達にじかに触れ合えて満足気です。

ハラビロカマキリが池に浮かんでいたので助け上げたとたんハリガネムシが出てきたそうです。まさにハリガネムシが水辺に誘導されることを実際に見られてこどもさんと共に親御さんも感動されていました。

午後には三村ファミリーが応援に来てくださり、来館者も途絶えたので近くのむし広場に様子を見に行きました。ナツアカネが数匹飛んでいる中、アキアカネも1匹いました。ツマグロヒョウモン、エルタテハ、モンキチョウ、キタキチョウ、ツマグロキチョウも飛んでいました。

アキアカネ
交尾中のツマグロヒョウモン

以前標本を持って何回か来られた方が今日もいろいろな虫のきれいな標本を持ってこられ、昆虫館に置いていかれました。今日のスタッフ安岡さんの知っている方だそうです。いよいよ昆虫館もあと2日で冬ごもりに入ります。

持参された標本

2020年10月24日(土)
天気    曇り
館長    八田康弘
スタッフ  野村智範 安岡拓郎 応援 三村ファミリー                 来館者   23名