6月21日(日)の昆虫館

天気    晴れ

一日館長  野村智範

スタッフ  岡田浩資  金子留美子  

応援    末宗安之  高橋弘樹

来館者 123人

今日は、雨降りの心配のない良い天気なので、きっと大勢の来館者があるに違いないと気を引き締めて昆虫館に着きました。

すでに、末宗さんが、草刈りをしてくださっていました。開館の準備も大方終わっていました。また、遠くからのお客さんが駐車場で開館するのを待っておられたのですが、準備ができ開館時刻が来るまで待機していただきました。

昨日、掃除や水の入れ替えがされた水槽では、魚たちが元気に泳いでいました。

ドンコやオヤニラミは相変わらず元気です。

アリジゴクの「ワナ」もきれいに出来上がり、獲物が来るのをじっと待っているのでしょう。

形の整ったモリアオガエルの卵塊は少なくなりましたが、ふ化したおたまじゃくしたちが泡のベッドのなかで体をくねらせています。もうすぐ、卵塊を離れ下の池の中へと旅立っていくのでしょう。(下の池の中では、イモリたちがおたまじゃくしやふ化していない卵が落ちてくるのを待ちかまえているのでしょうか。)

アザミの花にはヒメキマダラセセリやハチかアブのなかまが止まっていました。

オカトラノオも咲き始めました。

ジヤコウアゲハ(姫路市の市蝶)は、パンダの様な幼虫のときを過ぎ、サナギ(お菊虫)へと変身し始めました。

水路では、イモリやアメンボ、ヌマエビ、ヤゴと触れ合う光景を目にしました。
でも、マムシやヤマカガシなどの毒ヘビも姿を現すことがあるので用心しましょう。
このヘビはシマヘビ(無毒)ですが、見た目だけでは毒ヘビかどうかわからない場合が多いので、「ヘビにはさわらない。いたずらしない。」のが一番です。
ちなみに、これまで昆虫館の敷地内で捕まえたヤマカガシは、全身がほぼ黒色のものが多かったです。

昨年までは人数制限なしで、時には、正に「三密」状態となっても、スタッフも生き物の説明などに専念でき、来館者と共に楽しむことが多かったです。
残念ながら今はそうはいきません。心を鬼にして人数制限させていただきました。かなりご不便をおかけしますが、ホームページに掲載している「利用の7方針」を基本に運営しますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。
(報告:野村智範)