6月20日(土)昆虫館1日館長報告

2020年6月20日(土)
天気    晴れ時々曇り
館長    八田 康弘
スタッフ  茂見節子 橋田一輝 野村智範(午後応援)
来館者  69人

曇り空の合間にも晴れ間がのぞき清々しい1日でした。混むといけないので早くきましたと開館を待つように家族連れがまずこられました。あと閉館まで途絶えることなく来館者がありました。シチダンカ、ギボシ、貴重なキクガラクサの花が咲く中、端境期なのかムシたちは少なめでした。

開館同時の来館者のご家族

館内では展示生き物に餌をやったり、たくさんの標本を観察したり

生き虫のヘラクレスオオカブトに触ったり

今日は天気が良かったのでイモリを捕まえたり、昆虫採集を楽しんだりと外での活動が活発でした。スタッフの茂見さんが野外観察で一生懸命ゲジは益虫で触っても大丈夫と説明するのですが、さすがにムカデに似ているのでどなたも触ろうとしませんでした。

一人頼もしい女子がいました。本当に虫好きで、採集が楽しくて仕方ないようで、ジャコウアゲハ の幼虫も平気で触っていました。ぜひこのまま育って欲しいなと思いました。

虫は少なめでしたが、今日見かけた虫を少し紹介しておきます。普通種ですがセアカツノカメムシのオスで肩とお尻にツノがあって色が綺麗なカメムシでした。茂見さんが見つけたアルマン型のコブハサミムシ、ハサミの形にアルマン型とルイス型があるそうです。ちなみに生まれてきた子供は母親を食べてしまうそうです。

セアカツノカメムシ
コブハサミムシ

今日の昆虫館も初めての方もおられましたが、やはり何回かこられた方が多かったです。なかには先週の雨の日に来て、子供がまた行きたいと言うのでまた来ましたと2週連続で来られた家族もおられました。