朝もやたちこめる5月10日の昆虫館周辺

ゴールデンウィーク後最初の休みは悪天候か?朝からもやがかかり、ムシも活動せず雨雫がやたらときれいで、昆虫館では水にちなんだミズキの花が満開でした。枝を切ると水のような樹液が吹き出すことから水木と名付けられたようで今日のような日にぴったりの花です。イモリやシュレーゲルアオガエルが元気で、朝からオオルリとシュレーゲルアオガエルの鳴き声がずっと聞こえていました。

朝靄
雨露
ミズキ(水木)
シュレーゲルアオガエル

館内のナナフシモドキの幼虫が満杯状態です。

ナナフシモドキ

昼前にやっと来館者が来られ、天候が回復し始め日がさし始めました。連休後半いなかったヘラクレスオオカブトが今日から体感できるようになりました。

来館者
ヘラクレスオオカブト
お絵描き

天気回復と共に虫が活動し始めました。今の時期フラフラ頼りなく飛ぶクロハネシロヒゲナガが一番目立ちます。長い触覚が特徴です。オスの長さに比べてメスはかなり短めです。

クロハネシロヒゲナガ オス
クロハネシロヒゲナガ メス

いろんな模様のタイプがいるヒメカメノコテントウ、触覚が長めのニッポンヒゲナガハナバチを見かけました。

ヒメカメノコテントウ
ニッポンヒゲナガハナバチ

羽の色にいろんなタイプが見られるニホンカワトンボも今が最盛期です。ジャコウアゲハに似たガ、アゲハモドキも見かけました。

ニホンカワトンボ オス
ニホンカワトンボ オス
アゲハモドキ

大阪からやってきたぼくはミヤマカラスアゲハを採集してくれました。午後からは天気の回復もあって、結構いろいろなムシに出会えました。

ミヤマカラスアゲハ

2025年5月10日(土) の昆虫館

来館者 18名 雨のち曇りのち晴れ

1日館長:八田康弘 スタッフ:岡田浩資