7月もいつの間にか中旬に差し掛かってきました。
今日も開館直後から多くの方が続々と昆虫館に遊びに来てくださり、館内は子どもたちの笑い声や歓声が響き渡って賑やかな歓なこと賑やかなこと。
でも、その少し後には館内はそれまでの喧騒が嘘だったかのような静寂に包まれていました。
毎日異常な暑さが続いていますが、この日は曇りがちの天気だったので暑さはちょっとだけ控え目。こんな日は外に出るチャンス!ということで、スタッフの久保さんの先導でお客さん全員、ハッピーガーデンまで虫採りに出かけていったためです。

一人昆虫館に残った一日館長はみんなの成果を楽しみに、展示中の虫や昆虫館の壁に止まっている虫を観察をしながら過ごしていました。





館内の水槽のドンコとオヤニラミも「誰かミミズとかエビとか持って帰ってきてくれないかな~?」とみんなの帰りを待っていました。


さて、虫採りの成果はいかに?
午前中は曇っていたのでチョウはあまり飛んでいませんでしたが、キリギリスやバッタなどが大漁だったようです。



大きなカジカガエルのメスを捕まえてきた子や、ミヤマクワガタのメスを見つけて大喜びのファミリーもいました。昆虫館の周りは杉の木が多いのでクワガタはあんまりいませんが、毎年何人かは捕まえてきますね。


晴れ間が出た時間帯にはボタンクサギにカラスアゲハがやってきました。

野外だけでなく、もちろん館内でもいろんな体験が繰り広げられていました。



閉館までいてくれたきょうだいは、イモリを用水路に戻したり、展示している昆虫を飼育ケースに移したりと片付けを手伝ってくれました。夢中でイモリを逃がしてくれていた弟くんはふと我に返り、タッチプールが空になったことに気づいて泣いてしまったけど。


来週からはいよいよ夏休み。佐用町南光地区ではひまわり畑も順次開園します。
渋滞などで焦らないよう、時間と心に余裕をもって、安全運転でお越しくださいね。
2025年7月13日(日) 天気:曇り時々晴れ
一日館長:髙橋弘樹 スタッフ:久保弘幸
応援:末宗安之
来館者:83名
(報告:髙橋弘樹)