昨日からの雨が少し残る朝でしたが、天気は回復の予報です。
開館前に庭のヨツバヒヨドリに「アサギマダラの♀が来た」とキッズスタッフ優君から報告がありましたが、今年はまだ目撃が少ないようです。
網舎のカラスアゲハ幼虫は終齢になりました。

ミヤマカラスアゲハは一足早く越冬するサナギになりました。

展示用に日の当たる時間を長くして羽化させたにじいろガイダ(ニシキキンカメムシ)
赤い部分がとても鮮やかです。ぜひ生きている姿を見に来てください。
10月に来られる来館者の方々はやっぱり「ムシ好き」の方が多いようです。
自分のはっきりとした目的を持って来てくださる方が多いようなので、質問も多く、スタッフもやる気満々(笑)になります。
トンボを中心にきれいな標本を見せてくれたご家族。
はっぴーがーでん周辺で昆虫採集を頑張ります。

シタベニハゴロモはニワウルシの根際に相変わらず見つかります。
今日は夏眠明けのヒョウモン類がずっとやってきます。
うまく採集できました!

スタッフと共に裏面の模様を比較して種類を同定してみます。

ミドリヒョウモンの♀だと判明しました。
ラボはいつも通り、カブ・クワコーナーやへんしんコーナーは大人気でした。
ラボの片隅でほこりにまみれたウスタビガの♂を見つけてくれました。

野外だと11月のイメージなので油断していました・・・。
展示している繭から1頭目が羽化していたので、これから次々と羽化するかも。
今日は名人が多いので、カマキリもどんどん採集してラボに持って来てくれます。

皆さん、毎年恒例の「ハリガネムシが出てくるか」実験をするのが楽しみなようです。

カマキリの腹部を水につけてしばらく待つと高確率でにょろにょろと出てくるハリガネムシ。一度に2匹が出てきたこともありました。

今日は天気が回復したので、ムシ達の飛び回る姿を見ることができました。

アキアカネも多くなり、今後ミヤマアカネやルリボシヤンマも期待できそうです。
アサギマダラもキジョランに産卵してくれるかな・・・?
涼しくなった佐用町昆虫館にぜひお越しください。
※本日は女子トイレが工事中のため使えなくてご迷惑をおかけしました。
佐用町昆虫館は今シーズン、10月26日(日)が開館最終日です。
むしむしハロウィンの企画で当日は少しだけプレゼントもありますのでぜひむしむしファッションで来てくださいね。(事前予約をしていただくとありがたいです)
2025年10月5日(日) 天気:曇りのち晴れ
一日館長:末宗安之 スタッフ:島岡良治、佳子 キッズスタッフ:島岡 優
応援:齋藤泰彦
来館者:62名
(報告:末宗安之)