昆虫ハンティングin家原遺跡公園(2025年9月27日)結果発表

終わりの頃には晴れ間が出てきましたが、曇り空での虫とりとなりました。

81人で虫とりをして、99種類、292匹の虫をつかまえました。個体数はそうでもないのですが、99種類というのは、多いですね。2022年5月の「虫とり春の陣」でも104種類でした。ここは多様な虫がいるところ、ということでしょう。

たくさんつかまえた虫

さてどんな虫がいたのかな?

いちばん多かったのは

エンマコオロギ

32匹でした。

第2位は

クルマバッタモドキ

26匹でした。

トノサマバッタ、クルマバッタは、いませんでした。イナゴもわずか。

第3位は

オンブバッタ

20匹でした。

フツウオンブバッタ。その後1匹追加があり、20匹

アカハネオンブバッタもいましたが、2匹だけでした。場所によってちがいますね。

第4位は、ナツアカネで16匹。アキアカネは4匹でした。ヒメアカネ、ミヤマアカネもいました。

オニヤンマを捕まえた人もいました。こんなのも。

これはスタッフの採集。

5位はマダラバッタ11匹、6位はキチョウで10匹でした。

バッタやトンボが上位というのは、だいたいどこでもそうなのですが、家原遺跡はチョウの種類が多いです。

今回は、ヒョウモンチョウが飛ぶ姿をよく見かけました。なかなか捕まえられないけれど。

ミドリヒョウモン(左)とウラギンヒョウモン(右)

ほかにも、いろんな虫が。

これはかわいいです。テントウムシみたいな、キボシマルウンカ。

テントウムシよりセミに近い虫です。

清楚な感じのウスバツバメガ。秋の虫です。朝、準備中にスタッフが1匹みつけました。たくさんいたらいいなと思ったのですが、これだけでした。まだちょっと時期が早いかな。

2021年10月にはナミハンミョウが8匹捕れましたが、今回は1匹だけでちょっと残念。草が伸びて環境が変わってきたのかな。

虫とりのようす

楽しく虫とりできたかな?


2025年9月27日(土)10:00〜12:30

参加者:81人(大人36人、子ども45人)

スタッフ:石川亜矢子・石川哲也・島岡佳子・島岡良治・三村寛子・三村貴之・村山晃子・八木剛

Kidsスタッフ:石川元貴・石川大馳・島岡優・三村剣義・村山憲伸

(主催:兵庫県西播磨県民局)