2025年の佐用町昆虫館の開館は今日が最終回。
来年の4月4日(土)の開館再開までは「冬眠」させていただきます。
網舎のカラスアゲハ幼虫、ミヤマカラスアゲハ幼虫はほとんどサナギになりましたが、まだ終齢幼虫もいます。
区別点はたくさんありますが、意外と分かりやすい突起の有無。

ミヤマカラスアゲハ幼虫には2つの突起がありますが、カラスアゲハ幼虫にはありません。カラスザンショウからはどちらもサナギになるため降りてくる時期です。時々サンショウにもカラスアゲハ幼虫が見つかるので、ぜひ探してみて下さい。
ここ数年、恒例になってきた「むしむしハロウィン」で締めくくります。

開館と同時に来られたのは「胡蝶しのぶ」コスプレの女の子とご家族。まずはフィギュアと一緒に記念写真。

スタッフも喜んで(笑)記念写真を撮らせていただきました。

今回もスタッフからのプレゼントがたくさんありました。
岡田さんはオオクワガタ成虫を準備してくれました。
久保さんはお菓子、植物の苗木、展翅版など無料配布の大サービス!

三村さんは今回も一品もの、手作りむしむしプラバンアクセサリーの無料プレゼント。

全て手書きの超絶クオリティーです。
また、何種類もの手作りクッキーやマドレーヌを「おひとり様1袋」で準備してくれました。
佐用町昆虫館スタッフ、恐るべし。ムシ好きゆえに採算無視(笑)
筆者も船越で5月に入居したニホンミツバチ、自宅に引っ越しして育てたり、知人宅の庭に置かせてもらったりして蜂蜜を収穫しました。
今日は巣蜜をみんなで食べてもらえるように持ってきました。季節や場所による味の違いも楽しんでもらえたようです。
ラボの羽化したウスタビガ♀、顔がかわいいので人気者でした。
にじいろガイダ(ニシキキンカメムシ)、最終日まで第2化成虫、元気にいてくれました。今後、終齢幼虫と共に越冬モードに入ります。
来館者の方々、手作りのコスプレがかわいいですね。

おしゃれなハロウィン帽子。

スタッフ久保さんもびっくり!偶然のハチとハチの出会い!

今日のトピックは、採集して展示していたヒナカマキリの飼育ケースのふた内側の何やら異物が・・・。
産卵しています! 卵嚢の大きさは6mmくらいしかありません。成虫でさえ見つけるには難易度が高いムシなのに野外ではとても見つけられそうにない大きさでした・・・。
今日は夕方まで盛況で、たくさんの来館者が来てくださいました。
スタッフも展示していたムシ達を車に入れて里帰りです。
今後、佐用町昆虫館は来年の4月3日(金)まで冬眠させていただきます。
(11月9日、11月24日は特別枠で昆虫学園中等部が貸し切りで使用します。)
2026年の4月4日(土)に再び開館予定なので、楽しみに待っていてください。
今シーズン、佐用町昆虫館で楽しんでいただき、ありがとうございました!
2025年10月26日(日) 天気:小雨のちくもり
一日館長:末宗安之 スタッフ:岡田浩資 久保弘幸
応援:齋藤泰彦、高橋弘樹、久保誠司、井嶋ファミリー、三村ファミリー、石川ファミリー、村山ファミリー、坂井ファミリー、葛西ファミリー、前田ファミリー、松口ファミリー
来館者:70名
(報告:末宗安之)




















