アカトンボがむしむし広場で飛んでます 9月25日昆虫館

秋晴れの1日、まだまだミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いていますが秋の虫の鳴き声も負けじと鳴き、アカトンボが飛んでいます。トンボに詳しいスタッフの東さんが同定に大活躍でした。見分け方を丁寧に教えられていました。来館者はナツアカネやヒメアカネを採集していました。

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今日の来館者1号は箕面昆虫館で買ったというニホンタオルを持参。箕面昆虫館の館長さんもこどもとむしの会のメンバーです。

来館1号

2番目の来館者のお父さんはピンクのバッタが取れたと言って突然変異ですかと実物を持ってこられました。クビキリギスの幼虫。褐色や緑はよく見かけますがピンクもたまにいます。

ピンクのクビキリギス幼虫

今日の昆虫館の様子です。最近は女子も多く、平気でムシに触ってくれます。

ゴキブリも大丈夫
初めての体験

このご家族はイモリを触りに昆虫館に来てくれました。ムシよりイモリが目的だそうです。

むしよりイモリ

スタッフの野村先生が大きなヒキガエルとモクズガニを持って応援に来てくださいました。いよいよ野村講演の始まりです。ヒキガエルが餌を食べる動画を準備して熱のこもったお話が延々と続きます。

ヒキガエルの捕食

今日も子供たちは内に外に採集に出かけました。4回続けて来館してくれている子は水路のアメンボを捕らえてくれました。普段見ているアメンボとちょっと違います。シマアメンボです。きれい流れの水にいるようです。よく見ると背中の模様が渋くやけに足が長いです。

シマアメンボ

ナナフシを採集した女の子虫かごを開けたら肩に乗りました。

肩のりナナフシ

今のシーズン、アカスジキンカメムシの幼虫、クチバスズメの幼虫、トホシカメムシ、モンキアゲハ、ミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモン、コカマキリ、タカネトンボなどなど、結構いろいろなムシが活動しています。

アカスジキンカメムシ
クチバスズメ
トホシカメムシ

メスのアサギマダラがやって来ました。マーキングをして離しておきました。過去にはマーキングされたアサギマダラが飛んできたこともあります。ここら周辺は食草のキジョランが多いのでよく飛んできます。アサギマダラを見かけたら注意しておいてください。

アサギマダラ

2021年9月25日(土)の昆虫館 晴

来館者 31名

1日館長 八田康弘 スタッフ 茂見節子 東 輝弥 応援 野村智範