午前中は曇りで午後は晴れ。ひどい暑さでもなく、夏の虫とり日和です。すっかりセミの声も増え、閉館近くになると涼しげなヒグラシの声も。
開館準備をしていると、ナラガシワの根元近くの樹液にカナブンとクロコノマチョウが来ていました。開館後にはいなくなっていました。朝一番がチャンスかも。

網舎前のボタンクサギには今日もモンキアゲハが何度かやってきました。しかし、残念ながら、つかまえることはできませんでした。大きくなったら、きっととれるようになるよ。がんばろうね!

はっぴーがーでんには、いろんな虫がいますよ。
なかなかの成果です。

タマムシ(ヤマトタマムシ)は、はっぴーがーでんにも、昆虫館にも飛んできます。高いところを飛んでいることが多いのですが、ときどき低く降りてくることあります。チャンスを逃さず、つかまえましょう。
昆虫館の駐車場まわりや、はっぴーがーでんに、伐採木が積んであります。もちろん虫を呼ぶためです。虫とりをし続けると、そのうちこんな虫にも興味が湧くようになります。

みんながつかまえた虫たちを、マイクロスコープで拡大観察。









(↓)観察しているのは「マダニ」です。

草むらを歩いたら、マダニがズボンや虫アミにくっついてきます。すぐに噛みつかないのでみつけたらポイっと捨てればいいです。佐用町はシカが多いので、ヤマビルやマダニがとても多いです。素足はやめた方がいいですよ・・・
今、館内に黒い毛虫が多くいます。さわってもだいじょうぶな毛虫ですので、なでなでしてやってください。ふわふわですよ。危険な虫はスタッフが放っておきません! ご安心ください。

夏休みすぐの3連休ということで、朝から夕方まで大にぎわいの一日でした。
そうそう。午後にはオオムラサキが飛んできました。昆虫館の建物の上を何度か旋回し、上流側へ去って行きました。
2025年7月20日(日) 曇りのち晴れ
来館者:203名
一日館長:八木剛 スタッフ:岡田浩資・葛西晴美 Kidsスタッフ:葛西那乃葉