昆虫館にサルがやってきた5月28日の昆虫館

昆虫館に着くと駐車場にある10個ほどの三角コーンが乱雑に倒されていました。今までこんなことはありませんでした。誰のイタズラだろうと館内に入ると、草が噛み切られ、ウンチがところどころにころがっていました。サルです。朝早く開館準備に来た時、昆虫館屋根の上で運動会をしたり、草や木の葉を引きちぎっていることはありましたが、今日は見事に三角コーンを倒してありました。何かストレスが溜まることでもあったのでしょうか?。来館者がいる昼間は館内には寄りつかないのでご安心を、自然の豊かな場所にある昆虫館であることを実感します。

三角コーン
引きちぎられたムラサキツユクサ

今はウツギ卯の花と刈り取り草原の代表種チガヤの花が真っ盛りですが、自然豊かな佐用でも昆虫館に向かう道路側に特定外来種のオオキンケイギクが増えてきています。きれいな花ですが持ち帰って家に植えないようにしましょう。

チガヤ
特定外来種オオキンケイギク

今日の昆虫館の来館者双子の兄弟真っ先に絵を描いてくれました。

双子の兄弟
お絵描き

将来は昆虫館に関わる仕事をしたいというむし好きの5年生

昆虫館でお仕事

昆虫の名前に詳しい彼は採集したアサギマダラにマーキングをし放蝶してくれました。

アサギマダラにマーキング

ニジイロクワガタ、裏も綺麗です。

さわれました

昆虫館では昆虫館周辺で昆虫採集ができます。昆虫網や昆虫カゴをお貸ししますが、最近は自前の採集用具持参で昆虫採集目的で来館してくれる子供たちも増えました。

虫とり
虫とり

真剣な目で昆虫の体を観察しています。

観察

兄妹で配布したキャップを気に入って被ってくれました。

キャップ

水性昆虫の幼虫を川から採集してきて展示の魚たちに餌をやってくれました。

餌やり

今日は佐用にお住いの家族が家の田んぼで取れたと言ってタガメやミズカマキリ、ガムシを持ってこられ、飼育しているが多すぎるのでと3匹タガメを昆虫館に置いていってくださいました。

今日見かけたムシたちです。ミドリヒョウモンの幼虫、シダクロスズメバチ、タイリククロスジヘビトンボ、トラフシジミ、テングチョウ、ミヤマカワトンボ、アサギマダラ、ラミーカミキリ、ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシ

ミドリヒョウモン
タイリククロスジヘビトンボ

2023年5月28日(日)の昆虫館

来館記帳者 52名 晴れ時々曇り

1日館長:八田康弘 スタッフ:茂見節子 応援:高橋弘樹 野村智範