昆虫館2020、ようやく開幕〜キアシドクガが優雅にお出迎え

2020年6月6日(土)曇天の中、令和2年度(2020年度)の佐用町昆虫館が、ようやく開幕いたしました。パチパチ〜〜

入り口には、注意喚起のかわいい看板がついております。見てね!

斎藤さん、吉岡さんの、力作でございます

館内外の梢には、キアシドクガが、たくさん、ゆらゆらと、優雅に舞っております。

キアシドクガ、なかなか止まらないので写真は撮れなかったのですが、午前中は来館者がほとんどいなかったので、展翅板にならべることができました。薄絹系の、なかなか上品な蛾です。

これほどの数ではありませんが、こんな(↓)感じで、舞っております。
ゆるやかな時が、流れています。

さてさて。
午後になると、一転して、来館者が続々と。
いつもの昆虫館が、戻ってきました!

モリアオガエルをつかまえよう!とがんばっています。

今日は、多い瞬間で20人足らずでしたので、入場をお待ちいただくことは、ありませんでした。

オオムラサキが、さなぎになっています。

庭には、いろんな虫がやってきました。

カラスアゲハ
アカタテハ

これ、何だと思います?

上の写真のアカタテハが、産んだ、卵です。
モンシロチョウやアゲハよりだいぶ小さい卵です。小さな真珠みたいでしたが、拡大すると、果物か、何かのタネみたいに、スジがあって、きれいでした。

各所のカラムシの葉に産み付けられています。
これから、幼虫もすくすく育っていくことでしょう。

昆虫館の壁に、アカスジキンカメムシがとまっていました。これはラッキー。

とても平べったい、オオヒラタエンマムシ。樹皮下にいますが、この時期は外出するのか、今日は2個体見られました。飛び立とうとしているところ。茶色いツブは、ダニくんですね。

今日から、お名前と連絡先を書いていただくために、館入り口側の軒下に、受付テーブルを置いています。みなさま、記帳のご協力を、お願いいたします。

そのテーブルの下に、キアシナガバチが巣をつくっていました。

今後も受付をしますので、かわいそうですけれども、この巣とお母さんには、さよならしていただきました。ハチの子たちは、館内のお魚さんたちが、おいしくいただきました。


【本日のスタッフ】八木 剛・吉岡朋子・高橋弘樹
斎藤さんが朝からペンキ塗りを、途中、野村先生ものぞいてくださいました。山内さんご家族は片付けをお手伝いくださいました。ありがとうございました。

【来館者数】27名