今日は三連休の最終日。昆虫館に向かう途中に見える南光自然観察村のキャンプ場は大賑わいのようでした。
今日も開館と同時にたくさんの来館者が来てくれました。
気温が高いので、ケースの中でミヤマクワガタ君、何度も飛び立ちます。

カブ・クワコーナーはいつも通り、みんな喜んで触ってくれました。オオゴキ、マダガスカルゴキも人気です。
お父さん、オオゴキブリを手に乗せてちょっと緊張気味・・・。

昨日から人気のフタスジヒトリの幼虫。つるつるの顔が可愛らしいようです。

にじいろガイダ君(ニシキキンカメムシ)、終齢幼虫もずいぶん大きくなりました。

お絵かきコーナーは今日も力作が増えました。思わず見入ってしまうステキな作品です!
6月に来てくれた親子がキリギリスの幼虫を持ち帰り、飼育をスタート。
7月になり、立派な成虫になったので、持って来てくれました!

オス、メスのペアなので、累代飼育にもチャレンジできるとスゴイですね!
スタッフの齋藤さんが昆虫館のラボのドアの下に大き目のハナムグリを見つけたのでじっくり調べてみると・・・

なんと佐用町昆虫館では初記録のキョウトアオハナムグリのオスです!
兵庫県でも記録はありますが、どこでも出会える種類ではありません。
ぜひ、みなさんも探してみて下さい。
オスは緑色、メスはメタリックな緑色の体をしています。
最近昆虫館で毎日誰かが発見しているルリボシカミキリ。

今日は彼が大きな個体を発見しました。
デジタルスコープでルリボシカミキリの顔や触覚を観察しました。

今日は暑いので昆虫館の水路でイモリの幼生やサワガニ探しをするご家族が多かったようです。
蚊帳ムシも土曜日から少しずつ増えて、今日は羽化して間もないアブラゼミやモンキアゲハが人気でした。
それでもはっぴーがーでんにはトンボやキリギリス、バッタと出会えるので、頑張って昆虫採集をする家族も。
お母さんのバッグにいつの間にかオナガサナエがくっついていました。涼しいラボでちょっと元気を取り戻したかな?

ナガサキアゲハのメスがやってきたので採集に成功!
彼女は「せっかくなので展示してください」との申し出に、スタッフがいただきました。ありがとうございます。

現在、ミカンの木で採卵中です。秋に羽化する第3化を期待します!
オニヤンマもようやく飛ぶ姿を見るようになりました。
来週にはアブラゼミの鳴き声も良く聞こえてきそうです。
楽しい夏休みをぜひ佐用町昆虫館でお過ごしください。
※佐用町昆虫館は、予約者優先です。事前予約にご協力をお願いします。
昆虫館の敷地・建物はとても小さいため、一度にたくさんの来館者をお迎えするには、無理があります。お手数をおかけしますが、安心して、ゆったりと、お楽しみいただくため、みなさんのご理解、ご協力を、お願いいたします。
特に夏休み期間は利用者が多くなります。予約のない場合、お待ちいただくことや、ご利用いただけないことがあります。
こちらから予約をお願いします。
2025年7月21日(月・祝日、海の日) 天気:晴れ
一日館長:末宗安之 スタッフ:久保弘幸、齋藤泰彦 応援:高橋弘樹
来館者:195名
見つけたムシ
キョウトアオハナムグリ、ルリボシカミキリ、イッシキキモンカミキリ、トラフカミキリ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、ムラサキシジミ、ヒグラシ、カナブン、ヤマトタマムシ、オナガサナエ、コオニヤンマ、オニヤンマ、オオシオカラトンボ
(報告:末宗安之)