お盆休みもほぼ終わり。Uターンの始まる頃ですが、佐用町では9日頃からの長雨で水不足も解消に向かったようです。
はっぴーがーでんの池も元通りになりました。コシマゲンゴロウやマツモムシも泳いでいます。

ヤマビルも元気になり、筆者も作業中に首すじを狙われました。来館者の皆様、ヒル避けを足元にしっかりとふりかけて下さい。
ミヤマカラスアゲハの第3化が増えてきました。今日は池のほとりで休んでいるところを来館者が見つけてくれました。


ラボのスズムシ水槽、やっと羽化が始まり、美しい鳴き声が聞こえるようになりました。

タガメの幼虫(佐用町産)とゲンゴロウの幼虫(県外累代飼育)も展示しました。
今年はなかなか出会えなかったシンジュキノカワガ、ついに成虫が見つかるようになってきました。(この個体は三田市北部産)これから先、ニワウルシから黄色と黒の縞模様の幼虫が皆さんの住んでいる地域でも見つかるかも!

今日もカブ・クワは大人気!最初は緊張していますが少しずつ上手に触れるようになります。
今日は久々にリピーターのゴキブリ好きの少年が来館。ほぼキッズスタッフとしてマダガスカルオオゴキブリのさわり方や飼育方法をレクチャーしてくれました。
暑い中、はっぴーがーでんで昆虫採集を楽しむ家族はクルマバッタやツチイナゴ、ショウリョウバッタだけでなく、エノキに飛来してきたヤマトタマムシを採集できました!


その後もう1頭追加、弟君もうれしそうです。

また天気は晴れが続きそうです。
残り少ない夏休み、ぜひ佐用町昆虫館で楽しい生き物とのふれあいの思い出を作ってください。
2025年8月16日(土) 天気:晴れ
一日館長:末宗安之 スタッフ:齋藤泰彦、岡田浩資
来館者:200名
見つけたムシ ミヤマカラスアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、ナミアゲハ、アカタテハ、オニヤンマ、ハグロトンボ、ミヤマカワトンボ、ヤマトタマムシ、キリギリス、エダナナフシ、クルマバッタ、ショウリョウバッタ、クルマバッタモドキ、ツチイナゴ、オオセイボウなど。
(報告:末宗安之)