ハチ高原昆虫大捜査線!!!

2025年9月23日:養父市ハチ高原

今日は待ちに待った、『ハチ高原昆虫大捜査線』です。朝早くから、スタッフが続々と集合。あーだこーだと話しながら、準備を進めました。その間に、キッズスタッフは「みほん」のトンボを採るのに夢中です。ねらいは、小さな池にいるオオルリボシヤンマ。水色と黄緑色の紋が、とても美しいヤンマですよね。

大捜査線開始まで待てない! ねらうは大瑠璃星ヤンマだ。

9時半になると、大捜査線に参加する子どもたちが、網とかごを持って集まってくれました。みんな目がキラッキラで、虫が大好きだってすぐにわかります。(@^^)/~~~

総勢100人以上。すごい人数です。朝のあいさつといろいろな注意を真剣に聞きます。

そして午前10時半すぎ。いよいよ大捜査線の開始です。山の上をめざす子どもたち。小さい子たちは山のふもとで採集です。どんな虫がとれるかな?

山頂までは30分ぐらいの道のりですが、虫をさがしながら登るので、ゆっくりと進みます。草原をかき分けたり、森の木をながめてみたり。時々、「とれた~!」と元気な声がひびきます。空は曇りですが、みんなの声は晴れた日のやまびこのように、草原の上をわたってゆきます。

ふう疲れた。山頂まであと一息です。

ここが山頂。どんな虫がいるのかな?

山頂には、たくさんのキアゲハがやってきていました。山のてっぺんで、なわばりをつくるんですね。みんな大興奮で、キアゲハにいどみます。

山のふもとの子どもたちも、元気に走りまわって、どんどん虫を採ってますよ。山の上に負けてはいられません。

山のふもとのいいところは、何といってもこの池。オオルリボシヤンマがたくさんいるし、水の中の虫だってたくさんいます。

さあ、ここからはみんなの大かつやくをごらんください!(^^)!

よくわからない虫がとれたら、スタッフに名前をおしえてもらいます。スタッフにもよくわからない虫もとれちゃいます。「う~ん。これはなんだろう??」

なまえがわかったら、袋に入れて自分の名前を書きます。そうして決められた場所にぶら下げるんです。

みんなが集まってきます。がんばったね! 満足げな顔がならびます。スタッフへの質問も次々に飛び出して、スタッフはタジタジ・ドキドキものです。

みんな楽しんでくれたみたい。スタッフたちも、すごく楽しかったよ。こんなふうに虫とりができるのって、ほんとうにうれしいね。また来年も会いたいね。

楽しいおべんとうの時間

たくさんつかまえた虫は?

112人の参加者が、みんなで61種類、367匹の虫をつかまえました。数はそこそこですが、種類は少なめでした。お天気のせいかな。

たくさんいた虫は、上位からつぎのとおりでした。

いちばん多かったのは

アキアカネ

89匹でした。

見上げると電線にアキアカネが

ナツアカネは1匹だけでした。

第2位は

トノサマバッタ

31匹でした。

トノサマバッタは、広々とした明るい草原が好きです。すばしっこく、長距離を飛ぶので、小さな子供たちにはつかまえるのが難しいですが、この日は曇ってたから、つかまえやすかったかもしれません。近い仲間のクルマバッタはつかまりませんでした。クルマバッタモドキは7匹でした。

第3位は

エンマコオロギ

26匹でした。

たくさんつかまえた虫トップ3に常連です。

  • 第4位・・・ヒナバッタ 24匹
  • 第5位・・・アオイトトンボ 21匹

オオルリボシヤンマは16匹で、第6位でした。これは参加者というよりスタッフですけどね・・・

子供たちに人気のカマキリは少なく、オオカマキリとコカマキリが2匹ずつでした。


昆虫大捜査線 ハチ高原

2025年9月23日(火祝)10:00〜14:00 お天気:曇り

参加者 36組 112人(大人53人、子供59人)

スタッフ:久保弘幸・石川亜矢子・植田義輔・坂本貴海・三村寛子・佐々木由佳・松口美紀・三村貴之

応援:八木剛

Kidsスタッフ 石川大馳・佐々木総吾・松口郁来・松口理人・三村剣義