昆虫大捜査線 結果発表!(兵庫県立淡路島公園 2025年9月20日)

淡路島公園での昆虫大捜査線。2022年から、これまで春から初夏に実施してきました。秋ははじめてです。明石海峡を見下ろす「展望広場」を拠点として、虫とりをしました。

当日は、曇り時々晴れ。暑すぎることもなく、まずまずのお天気となりました。晴れてたらテント下の虫は熱気でやばかったかも。参加者は138人。さてどんな虫がいたのかな?

つかまえた虫たち

みんなで、95種類、367匹の虫をつかまえました。大捜査線で94種類というのは、けっこう多いです。淡路島公園は虫のレベル高いですよ。

いちばん多かったのは

ヒナバッタ

34匹でした。

ヒナバッタは、展望広場周辺に、多かったです。

いろんなバッタがいるね。右下の行がヒナバッタ。

マダラバッタは少なく、2匹だけでした。ヒナバッタの方が林の近く、やや湿ったところにいる感じ。

第2位は

ダンゴムシ

29匹でした。

おっとっと。これは意外。ちっちゃい子が多かったのかな。

最初の一歩。すべてはここから始まります。

第3位は

オンブバッタの幼虫

24匹でした。

幼虫なので、ぴょんと跳ねますが、飛翔できません。ダンゴムシのつぎのステップとして、ちっちゃなお友だちにもつかまえやすい虫です。

幼虫ではオンブバッタ(フツウオンブ)なのか、アカハネオンブバッタなのか、よくわかりません。成虫ではフツウオンブバッタが16匹、アカハネオンブバッタが11匹でした。フツウの方がやや優勢。これらを全部足せば”おんぶばった51匹”。

第4位は、ウスバキトンボで21匹。

5位は、イボバッタで19匹。

6位は、ショウリョウバッタとトノサマバッタと(フツウ)オンブバッタで、16匹でした。

林間広場にはトノサマバッタがたくさんいて、盛り上がったそうです。トノサマバッタは広いところが好きなのです。クルマバッタは2匹だけでした。

ほかにもいろんな虫がいましたよ。

ノコギリクワガタに、カブトムシ。9月も終わりやのに、まだおるんかい!

立派な水牛ですね。

モンキアゲハを6匹、つかまえました。中には小ぶりの新鮮な個体もいました。これは3化目ですね。

ヤクシマルリシジミ、淡路島っぽいですね。

カマキリは4種類いました。

ヒナカマキリをゲットしました。よくみつけたね。

シャツはトンボ。

みんなのようす

みなさんの楽しい虫とりのようすです。


昆虫大捜査線 淡路島公園

2025年9月20日(土)10:00から12:30

参加者:子供75、大人63、合計138人

スタッフ:井嶋幸司・坂本貴海・八木剛・山口絢香

Kidsスタッフ:山口雄都・井嶋航