モリアオガエルの産卵がピークです。6月11日(土)の昆虫館

昆虫館はますます緑が濃くなり、フジバカマの群落は丈が急に高くなりました。今秋はフジバカマの花畑に多数のアサギマダラが来てくれるでしょう。

ムシの季節が到来し、先週のテングチョウに代わって網舎でミスジチョウが盛んに口吻を伸ばして地面からミネラル分を吸っていました。

普段は駐車場のカエデの上を飛んでいるので、なかなか目の前で見ることができません。

ミスジチョウ

ゲンジボタル

室内にシダクロスズメバチの女王蜂が入ってきました。

クロスズメバチより少し大きい印象です。

今日もアリジゴクの巣にみんな興味深々です。

今年のモリアオガエルの卵塊は、地面に産み付けたものが多く、回収して水路に返しました。八田さんが巨大なモリアオガエルの交尾中ペアを見つけて展示、オスをおんぶしたままの体勢で閉館時間になり、草むらに放しても同じ態勢でした。

地面に産みつけられたモリアオガエルの卵塊
モリアオガエルの卵塊を3つ回収
モリアオガエルのペア
おんぶしたまま草むらに返しました。

午後から末宗さんが佐用で見つけた昆虫を、野村先生はアカミミガメの赤ちゃんと、巨大な親カメを連れてきてくれました。

今日も野村教室は盛況です。

6月11日(土)の昆虫館

一日館長:近藤伸一 スタッフ:八田康弘

応援 野村智範 末宗安之

来館者54人

(報告:近藤伸一)