昨晩の『昼と夜のホタル観察会』も無事に終わり、今朝は強い日差しの中、開館準備です。
ヒメジャノメが3面池の横で休憩中でした。

気が付けばダイミョウセセリ(夏型)やミヤマカラスアゲハ(夏型)が横切ります。
午前9時頃に良く昆虫を目撃するということは・・・・。
「今日は暑くなりそう・・・・」な予感です。
先週羽化したオオムラサキ、まだ元気です。交尾が確認出来たら網舎にリリースする予定です。産卵をしてくれたらいいですね。

今日も開館と同時にたくさんの来館者が来てくれました。
やっぱりカブ・クワの人気は不変ですね。
お父さんもヘラクレスの形や色に興味深々。
にじいろガイダ(ニシキキンカメムシ)の成虫はまだ元気です。
いつの間にか幼虫も大きくなり、終齢幼虫もいます。
今日はとにかく暑いので、むしむしへんしんコーナーやお絵かきコーナーが人気でした。
たくさんの素晴らしい作品が生まれました!
午後の来館者の彼が「これはなんというチョウですか?」と見せてくれたのは・・・。

最近数が少なくなったホソバセセリ!良く採集できました。筆者も今年初の確認です。

暑い日でもやっぱりイモリ達が人気者。

イモリの幼生やモリアオガエルのオタマジャクシも見つかり、子どもたちは大はしゃぎでした。

ヤマトタマムシも良く目撃できるようになりました。とても柄の長い虫捕り網が必要なので、採集はちょっと難しいけれど、日当たりの良いエノキの上を正午前後にたくさん飛び回ります。
昆虫館周辺でもニイニイゼミの鳴き声が聞こえるようになりました。
佐用町や上郡町のカシの木が多い山ではヒメハルゼミも鳴き始めました。
昆虫館のカブトムシはまだサナギです・・・・。
もうすぐオニヤンマが登場するかな?
いよいよ夏ですね!
たくさんのムシ達と触れ合える佐用町昆虫館にぜひお越しください。
2025年7月6日(日) 天気:晴れ
一日館長:末宗安之 スタッフ:島岡良治、島岡佳子、キッズスタッフ:島岡 優
来館者:111名
見つけたムシ:ヒメジャノメ、ダイミョウセセリ、ホソバセセリ、キマダラセセリ、ツマグロヒョウモン、ミヤマカラスアゲハ、アオスジアゲハ、オオシオカラトンボ、ヒメナガサビカミキリ、キボシカミキリ、キリギリス(成虫)
(報告:末宗安之)