2016年から開催している播磨中央公園での昆虫大捜査線、今回は、記念すべき10回目でした。
5月の開催は初めてです。どんな虫がいるのか、楽しみ。
ところが現地、ぜんぜん、花がありません。シイやカナメモチは終わってるし、クリの花はまだ。綺麗に草刈りされてヒメジョオンとかヒルザキツキミソウもない。オオキンケイギクもない。つまんないなあ。しかも、どんよりと、曇り空。

ぜんぜん、虫おらんやん。参加者のみなさん、気の毒やなあ・・・ と、思いますが、プロだから表情には出さず、元気にスタート!
さて結果はいかに。
つかまえた虫たち
みんなで、121種類、381匹の虫をつかまえました。なんとこれは、10回のはりちゅう大捜査線でいちばん多かったのです。

第1位は
キリギリスの幼虫
24匹でした。
1位は想定内ですが、50匹とか100匹とか、もっとたくさんとれるはず。ほかのバッタも少なかったです。
曇っていると、動きが鈍いのです。ぴょんぴょん跳ねてくれないとみつからないからね。
同様に、チョウやテントウムシも、少なかったです。


第2位は
セアカヒラタゴミムシ
15匹でした。
なるほどそう来たか。たしかにゴミムシ類は夜行性も多くて、曇りや雨の日の方が元気なのか。


第3位は
ヨコヅナサシガメ
14匹でした。
わかるわかる。飛んでる虫が少ないから、木の幹とか、じっくり見てさがしたのですね。樹上にいる虫の中では視認性がよくてみつけやすいです。

第4位は、チビクワガタ=13匹でした。
これは意外。チビクワは木の中にいますからね。でも、この時期だけは、新成虫が新たな地を求めて外へよく出てきて、倒木や枯れ木の上を歩いていることがあります。

5位は、モンキチョウ、ダンゴムシ、ゴモクムシの一種で、12匹でした。ここでようやく、ちょうちょが登場。
種類を横軸に、個体数を縦軸にとると、ピークがゆるやかな、裾野の広ーいグラフになります。いわゆる「多様度が高い」状態ですね。とくに、甲虫類の種類が多かったです。地表性のゴミムシ類に加え、朽木やキノコにいるような虫たち。クワガタとかゴミダマとか。コカブトムシを2匹つかまえた人も。





子どもたちは、虫あみを持つと、チョウやトンボなどの飛ぶ虫を追いかけたくなります。でもそんな虫たちは曇りの日はあまり活動しないので、虫がみつかりません。バッタやテントウムシもじっとしてるので、あまりみつかりませんね。
そんな状況では広場で待っていても虫はとれないので、みんなの目の付けどころが変わります。虫はどこにいるのかなあ、と歩いて探す範囲が広がり、地表や樹上もじっくり探すことになって、みつかる種類が増えたのです。
曇りの日や雨の日も、虫とりに励むのだ!!
昆虫大捜査線 播磨中央公園
2026年5月23日(土)午前の部10:00から12:00/午後の部13:30から15:30
参加者:午前の部84人/午後の部98人 合計182人
つかまえた虫:午前の部 89種199匹/午後の部 80種182匹 合計121種381匹
スタッフ:石川亜矢子・強矢優太・三村寛子・村山晃子・森川綾子・八木剛
Kidsスタッフ:村山りりか・賢伸、三村剣義、石川大馳
応援:石川哲也・三村貴之

