昆虫学園中等部2026の第3回を開催しました。
天気は曇り時々晴れといったところ。梅雨の中休みで虫とり日和です。中学生のみんなの日頃の行いが良いのでしょう。
テストや学校行事が重なったようで、参加者は少なめ。寂しいけれどライバルが少ない方がじっくり虫採りできます。

午前中はみんなで千種川左岸方面へ。農道沿いのクリの花を掬います。クリの花は甲虫に人気です。カミキリやタマムシ類を期待しながら掬います。が… この時は曇り空、また花も盛りは過ぎたところという具合で大物は採れず。


一度拠点テントに戻り、希望者はいざ奥の院へしゅっぱーつ!登らない人たちは、はっぴーがーでん方面へ。
奥の院への道のりは遠いです。昆虫館から全行程で1時間ほど。曇ったおかげで暑さにはやられずに進めます。


到着後は各々探索します。スタッフ谷野くんは長竿を全開にして何やらチョウを狙っていましたが、電池切れです(笑)
(実は私と大学生スタッフ2人は前日から泊まり込みでした。)


何人かはネブトクワガタ探しをしました。昨年同様アラカシやウラジロガシの黒く滲み出た樹液にいました。クヌギなどの樹液と違って匂いはほとんどありません。カナブンとかは来ません。ネブトクワガタはちょっと変わったクワガタでこういうシイカシ類の樹液やモミの樹液に来ることもあります。でも多産地ではクヌギの樹液に数十匹がびっしりなんてことも。どこにでもいる訳じゃないしなかなか採れません。

今日一番の成果はこちら。マダラクワガタ!私(スタッフ坂本)が発見しました(笑)
朽木の内部に棲む世界一小さなクワガタムシの仲間です。体長は5ミリほど。佐用町での記録は分かりませんでしたが、昆虫館周辺では初発見です!本来は1000m級の高標高地のブナ帯に棲む虫ですが、まれに低地の照葉樹林で採れることもあるようです。奥の院は標高500mほどの照葉樹林です。


地面に倒れていたウラジロガシ?の枯れ木の樹皮下にいました。枯れ木の皮ペリペリ採集は楽しいです。他にもセスジムシなど変わり種が採れました。生きている木の皮は辞めといた方がいいですが、立ち枯れや倒木の皮は多少剥がしてみるのもオススメです!


奥の院に行かなかったチームは河原にいました。虫ではなく魚が獲れたそうです。

オマケ:マダニがこんなにたくさん網についたそうです。幼体のときは集団でいることもあるようです。皆さん、昆虫館周辺での虫とりは足元は長ぐつ推奨です。
今年はマダニ調査(大人の昆虫学園)が出来ていませんが、どういう時にどういう所で集まるのかぜひ解明したいですね。


次回第4回は8月4-5日です。夏休み!いよいよオールナイト!体力つけといてくださいね。
ナイター日和になることを期待しましょう!!
佐用町昆虫館昆虫学園中等部2026 第2回
日時:2026年6月14日(日)10:00ー15:00
会場:佐用町昆虫館とその周辺
天気:曇り時々晴れ
出席者:石川、上野、扇田、高橋、鶴田、三村 (見学)一町
スタッフ:久保弘幸、末宗安之、安岡拓郎、吉水敏城、坂本貴海、谷野温、菅藤康平


