雨はお空から降ってくるものなのです 2025年6月14日(土)の昆虫館

今日は雨男が一日館長です。
ご期待の通り一日中昆虫館は雨でした。

この時期に咲く、雨の中で一段と美しく映えるシチダンカ。
大型のセイヨウアジサイとは違い、小さなお星さまがきらめくように咲いています。
もう少しの間、昆虫館で見ることができます。

船越のサルが昨年よりモリアオガエルの卵塊を食べることを覚えてしまいました。
卵が美味しいのか、単に遊びでぐちゃぐちゃにしているのかは分かりませんが、ちょっと困った問題です。
木の上から見つけにくい場所に産卵された卵塊は無事でした。

今日は3つの卵塊がありました。
全てレスキューしてバケツの中で孵化を待ちます。
孵化したオタマジャクシは昆虫館の水路や池、はっぴーがーでんの池へ放流します。

昆虫館で飼育しているエゾヨツメも大きくなりました。

末宗さんが持ってきてくれたオオムラサキの蛹を展示しています。
羽化まであと10日から2週間くらいでしょうか。
羽化の瞬間を観察できればラッキーですよ。

これまた末宗さんが持ってきてくれたウスタビガの幼虫と、できたばっかりの繭。
あざやかな緑色が目をひきます。

昆虫館名物のニジイロガイダの被り物。
いつもは子供の笑顔の写真ばかりなので、今日はちょっと趣向を変えて元子供の姉妹の写真をのせてみます。
ご協力ありがとうございます。

雨の1日でしたので外へムシ採りに行けずラボの中での生きムシと触れ合い。
いつもと同じ昆虫館の風景でした。

2025年6月14日(土)の昆虫館

来館記帳者:34名  天候:雨

一日館長:齋藤泰彦  スタッフ:岡田浩資
応援:末宗安之

(記)齋藤泰彦