令和4年4月2日の昆虫館 今シーズンも開幕しました!

皆様、お待たせしました。
佐用町昆虫館は冬眠から覚め、今シーズンの開幕を迎えることができました。

朝は冷え込みましたが、瑠璃寺参道の桜と、一輪のカタクリの花が迎えてくれました。

館内でひっそりと咲いたカタクリの花。花が咲くまで7年ほどかかるそうです。昔はこの根から片栗粉を作っていました。

開館時間になると早速お客さんが到着されました。リニューアルして明るくなり、おしゃれになった館内で、虫や魚たちが大歓迎!

タガメ、どこかな~?
キラキラのニジイロクワガタに瞳もキラキラ。
かわいいコクワガタに夢中!
昔ながらのVR体験?もあるよ。

今日のスタッフはモス(蛾)マニアがそろったので、3月の終わりから4月の初めにしか見られない「春の三大蛾」を特別展示!(夜のうちに捕まえてきました。)

翅の目玉模様が美しいブルーに輝くエゾヨツメ、不思議な模様に好みは分かれるけど、前翅の先端(翅頂)に黒いハートマークがあり、胴体の模様もカッコいいイボタガ、そして見られる時期がとても短いオオシモフリスズメです。オオシモフリスズメは「日本一重たい蛾」と言われ、触るとカミキリムシのようにギイギイと鳴きます。

お父さんはオオシモフリスズメの大きさと脚の力を体験してニッコリ。
子どもたちはちょっと引き気味。(この後、さわってくれました。)

たんだん暖かくなってきたので、館内や近くの広場で虫とりを楽しみました。
サポート役のキッズスタッフたちも大活躍!

館内や広場ではテングチョウやアカタテハがよく飛んでいました。
この時期限定の「空飛ぶ毛玉」、かわいいビロードツリアブもいっぱいいました。
シャクトリムシ(シャクガの幼虫)が採れたよ~!
水路にはアカガエルのオタマジャクシがいっぱい!

今シーズンからの新アトラクション、網舎内の「蚊帳(かや)」に捕まえてきた虫たちを放して、みんなで観察。

虫たちを放してくれてます。
テングチョウ、ビロードツリアブなど、たくさん集まりました。

お絵かきコーナーも復活しました!
どんな作品が生まれるかな?

かわいい作品ができました!

今シーズンも10月末までの土・日・祝日に開館しますので、ご予約のうえ、ぜひご来館くださいませ。
スタッフ、昆虫、魚、カエル、イモリ一同、みなさまのお越しをお待ちしております!

2022年4月2日の昆虫館
 来館者:30名
 一日館長:髙橋弘樹 スタッフ:石川ファミリー、三村ファミリー
  応援:東輝弥、末宗安之、野村智範